MT4による自動売買するための環境づくり
備忘録なので、ほかの方の記事をリンクしているだけです。
FXの自動売買をするために、VPS環境としてawsを使用していましたが、無料枠を超えてしまったため、安価でよい(たぶん)VPS環境を作成しました。
環境の前提は以下の通りです。
- MT4による自動売買なのでWindows
- EAは2つなのでメモリ1GB
- 日本国内にサーバーが建てられること(ブローカーがOANDA東京サーバーのため)
- コストパフォーマンスが高いこと
ぐぐった結果、Vultr.comがよさそう。現時点でなんとひと月、最大600円(5$)程度。EAを増やして2GB必要になっても1100円程度!素晴らしい。
標準でWindowsServer選べるけど高いので、自分でWindows8.1Proを準備し作成しました。
全体の流れはこんな感じです。
- 1.Vultr.comのアカウント作成
- 2.ISOファイルを準備(Window8.1ProとVultrサーバー用のドライバ含む)
- 3.ISOファイルをDropboxにアップロード
- 4.Vultr.comで新サーバーを作成しWindows8.1Proをインストール
- 5.Windows設定変更(WindowsUpdate含む)
- 6.Vultr.com上でスナップショット作成
- 7.MT4インストールし自動売買スタ~ト
1.Vultr.comのアカウント作成
英語ですがなんとなくわかりました。
2.ISOファイルを準備(Window8.1ProとVultrサーバー用のドライバ含む)
Windows8.1Proは32ビット版を使用します。64ビット版よりディスク容量を使用しませんし、サーバーはメモリ1GBの商品を使用するためです。MetaTrade4も32ビット版しかありませんので。
以下の記事を参考にしました。記事はWindowsServerについての記載ですが、Windows8.1Proでもほぼ同じです。
なぜ、ほぼ なのかというと、ドライバを選択するところをWin8.1のフォルダを選択するからです。
3.ISOファイルをDropboxにアップロード
ISOファイルをVultr.comにアップロードするには、Dropboxを経由する方法が楽でした。
以下のリンクは、ISOファイルの直リンクを作成する方法です。
なお、自分でHTTPのサーバーをたてられるなら、それでもかまいません。
4.Vultr.comで新サーバーを作成しWindows8.1Proをインストール
UploadISOからDropboxの直リンクを貼り付け、ADDします。
サーバのプランは、2018/7/5時点で月5$(25GB SSD)にしました。
こちらが詳しいです。
5.Windows設定変更(WindowsUpdate含む)
クリアなWindowsにするため、以下をしてます。
- Microsoftに個人情報を送信しないように設定
- 時刻設定にUTCをつかう(レジストリ/再起動後の時刻ズレ防止)
- Windowsストアアプリの削除
- Windowsの機能の無効化(印刷・メディア・XPS・位置情報・SMB1.0)
- エクスプローラーのウインドウ枠が太いので細くする(レジストリ)
- Windows視覚効果をパフォーマンス優先
- サービスの停止と無効化(Printspooler・Themes・WindowsSearch)
- サインイン時のロック画面を表示させない(グループポリシーエディタ)
- アクションセンターのメッセージすべてオフ
- 電源オプション(高速スタートアップ無効・ディスプレイ電源切らない・高パフォーマンス)
- WindowsUpdate(更新ファイルがなくなるまで/オプション系は更新しない)
- WindowsUpdateの設定を「更新プログラムを確認しない(推奨されません)」にする
- 自動売買中に更新ファイルのダウンロードを防ぐため
- 土日などに自動売買停止時に更新
6.Vultr.com上でスナップショット作成
きれいなWindowsのスナップショットを取っておきます。何かあったらここに戻ればいいので。
こちらが詳しいです。
7.MT4インストールし自動売買スタ~ト
手抜き